本文へ移動

こだわり

材料調達から設計、現寸、施工まで

■使用材料へのこだわり~木を知りつくしているからこそ適材適所

建物の良し悪しを決める重要な要素のひとつが、木材を始めとした材料の選択です。
特に、木は育ってきた年数の分だけ強度が増して生きていると言われています。
当社では奈良県吉野産のスギ・ヒノキを中心として国産材にこだわりつつも、寸法の大きな木材については限度があるため、大径木を求めて海外調達も行なっています。
無垢材には時間の経過とともに反りやねじれといった狂いが生じます。これは木材に含まれる水分量(含水率)が影響しているため、乾燥材を使用することが大切なのですが、たとえどれだけ乾燥させたとしても、数十年の時の流れの中で完全に狂いを防ぐことは容易ではありません。百年以上前に建てられた社寺建築が今日まで維持されてきたのは、こうした木の性質についての知恵と、絶えずメンテナンスをしてきた先人の努力があったからといえます。昨今は自然素材が見直されてきていますが、いたずらに無垢材を使うのではなく、適材適所に使い分けることが現代の住まいに求められている品質に合致すると考えています。当社では社寺建築で培ってきた技術と経験を生かして、材料の選択から使い方までさまざまな提案をしています。

■住へのこだわり~100年の頑丈さ、そして健康

自然素材が注目される背景には、シックハウスや化学物質過敏症といった現代特有の問題があります。
室内の基本的な温・湿度環境、有害物質を出さない清潔な空気の環境の維持は健康を守るためには欠かせません。
また、突然襲う自然災害に耐えうる頑丈な構造であることもこれからの住まいのじょうけんと言えるでしょう。
伝統技術を生かした軸組み工法の確かさと高気密・高断熱・計画換気を徹底した先進の住まいづくりで、戸建て住宅にも100年の価値を実現します。鍛え抜かれた工人の技術と経験は、戸建て住宅でも頑丈でかつ美しい住まいを約束します。感性豊かに愛情を育む家。
1棟1棟丁寧に、心を込めて愛着の住まいを完成させます。

木の癖組みは大工たちの心組み

■宮大工の伝統を受継ぐ責任と誇り

安政年間(1860年代)創業のわが社は宮大工の技を受継ぎ150年の歴史を守り続けています。宮大工の技術は紙や言葉だけで伝えられるものではなく、人が人に伝え、体で覚えて身につけていくもの。
またそうした技を受継ぐ工人が心を込めて手を入れてこそ、貴重な寺社建築が残されていくのです。
木を知り、人を活かす宮大工の伝統を次世代に受継ぐことは、わが社の使命です。日本の伝統建築を守るために、これからも地域に根ざし、人を育てることにこだわり続けます。

■先人の知恵を活かす新しい住まい

自然のエネルギーを活用し、本を大切に使うことで戸建住宅でも100年~200年という長期スパンの住まいづくりが求められています。土台や構造を雨や湿気から守る、軒の出を長くして陽射しの変化を活用する、それぞれの癖を活かした木組みで地震の力を分散させる…こうした知恵は、まさに日本の伝統建築が生み出してきたものです。
当社では寺社建築を手掛ける一方で、先進の技術と先人の知恵を融合させる、高性能・高品質な住まいづくりにも取り組んでいます。癒しのある、心和む空間がいつまでも続いてほしい。その思いは、戸建住宅でも変わりません。100年長持ちする家は、決して自然素材なくしてつくれません。木を知り木を活かす工人の技術があってこそ、環境にやさしい本物の住まいができるのです。

当社自慢の職人集団!

口は立たないが、腕は立つ。粋を重んじる職人たちですが、 実は、気さくで明るい仲間たちでもあります。

現場で見かけたら声をかけてやって下さい。
赤石建設株式会社
〒373-0827
群馬県太田市高林南町283-7
TEL:0276-38-0279
FAX:0276-38-0136
TOPへ戻る